12/12に開催された「ICOと未来」というイベントに参加してきました。自分の中でICOという概念を咀嚼するのが、目的でした。今回一番話を聞きたかったのは、ALISでICOを実施した安社長です。
今井 崇也さんの講演だけ聞けなかったのですが、備忘録として記録します!
Miss Bitcoin (Mai Fujimoto)
画像の出所:ShareWis
・Kizunaというビットコイン寄付プラットフォームの創業者。
・ICOに偏見がない。共感したプロジェクトは積極的に支援している。
Hiro Shinoharaさん
画像の出所:ShareWis
・SIVIRAというブロックチェーン研究の会社を経営。
・Genesis Mining 事業にも携わっている。
・Hotaruというスタートアップをつくる会社を経営。
・銀行とVCを駆逐したい!
(Aya Miyaguchiさんと一緒に事業をやっている)
・C to Cはまだ中間がいる。Peer to Peer にしたい。
・寄付という言葉をなくしたい。社会的意義がある会社
が生き残る。
・BATが素晴らしいのは、メンバーがすごい。「広告をなくす」
というのがコンセプト。このまえ電通の会議で言ったら普通に
引かれた(笑)。
佐々木 徹
画像の出所:ShareWis
・ナイジェリア、ボリビアなど自国通貨に信用がない国が
「bitcoin」というKeywordの検索数が多い。
・「Gold」というKeywordは、サウジアラビアなどの原油国
が調べている。
・BTCの送金コスト高騰。BCHはいまのところ送金コスト
が非常に安いので、送金手段してはBCHが有望。
安さん(ALIS)
・ICOはユーザ・投資家を巻き込んだ事業開発方法。
たくさんお金を集められるという単なる調達手段ではない。
・マレーシアのALISユーザーがアドミンになって、チャットのspam対策
・マレーシアのALISユーザーがアドミンになって、チャットのspam対策
に協力してくれた。投資家が事業に参加してスケールさせていくという
のがユニーク。
・日本の仮想通貨は、不活発と不透明。日本への投資が非常に
少ない。13,182ETH(4.3億)、参加者:4381人。
・海外から日本への投資額をふやしたい!
・3〜5名でもICOできた。難しいと思いすぎるのはよくない。
・日本の仮想通貨は、不活発と不透明。日本への投資が非常に
少ない。13,182ETH(4.3億)、参加者:4381人。
・海外から日本への投資額をふやしたい!
・3〜5名でもICOできた。難しいと思いすぎるのはよくない。
出所:ALIS
・最低調達額は設定すべき。調達しすぎると、バリュエーションをあげるのに
苦労する。ALISは4億程度調達したが、調達しすぎたと思っている。
・一般投資家対応、調達通貨の管理、適時開示をやっていく。結構な人的コスト
・一般投資家対応、調達通貨の管理、適時開示をやっていく。結構な人的コスト
が発生。
・ICOを実施する場合、パブリックブロックチェーンの利用、コードの開示は必須。
・広告は、ICOサイトでリスティングだしたのみ。投資家にはSlackにきてもらって、
・広告は、ICOサイトでリスティングだしたのみ。投資家にはSlackにきてもらって、
そこでコミュニケーションした。
出所:ALIS
(感想)
安社長の「投資家が事業に参加してくれる」という視点は持っていなかったので、エコなシステムだなと。
株式会社という仕組みそのものが大きく変わっていくかもしれません。元来あった、IPO・銀行からの借り入れ・VCからの調達といった手段とは違った可能性を感じることができました。
エンジニアがいないとICO実施は話にならないということがよくわかりました。。
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